勿論、題は齋藤昌三著『書物誌展望』の顰みに傚ひて。しかし磯田光一流の「史」から「誌」への轉換に同ずるなら、むしろ「書物誌」で好い――紛らはしくさへなければ、だが。
人を知り、書物を知る。何れも機縁ならぬはない。ふとしたことから思ひがけぬ人を知り、思ひがけぬ書物を知る。そしてその書物を読むことよりして、また思ひがけぬことを知る。かやうな事件の連続するのが楽しい。
――森銑三『随筆集 木菟』「「行誡上人全集」」
普請中(Under Reconstruction!)=*
▼ 書物といふトポス *
- 【0】書物人間に始まる
- 【1】書物とは空間であること
- ……
▲▼書物史片々
コラム。『文献継承』(金沢文圃閣)より轉載。
▼雜誌協會vs.朝日新聞・豆戰艦――杉山平助の「批評の敗北」
▼レイアウト用紙の誕生――春山行夫の發明だった?
(04-07-20 up)
▼經濟誌に出版史料あり――『實業之世界』から
(04-10-20 up)
▼サイン本の來歴――アメリカ發・林房雄經由
(05-07-12 up)
▲▼近代讀者論
▼藏の中――讀書空間としての *
舊稿「書物人間の成り立ち――江戸川亂歩論のために」より。
▼讀書革命――或いは、世俗化する讀者
エンゲルジングの提唱した概念をめぐるノート。(10-01-24 upload/18-10-23modified)
【書庫】書物史展望
▲刊記▼
- 發行日
- 2001年8月 開板/2018年10月29日 改版
- 發行所
- http://livresque.g1.xrea.com/biblio/index.html
ジオシティーズ カレッジライフ(舊バークレイ)ライブラリー通り 1959番地
-
URL=[http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/1959/biblio/index.html]
- 編輯兼發行人
- 森 洋介© MORI Yôsuke, 2001-2010. [livresque@yahoo.co.jp]
- * 亂丁落丁、誤記誤植、刷りムラ等、お氣づきの點は、乞ふ御一報。